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アン・リスター 秘密の日記 / アン・リスターの真実

2012-02-01

タグ:[海外ドラマ]

目次


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「アン・リスター 秘密の日記 / アン・リスターの真実」ネタバレレビュー

ネタバレ あります


LaLaTVで放映していた、19世紀前半のイギリスに実在した
アン・リスターという同性愛者の日記を基にして作られた
BBC制作の、ドラマとドキュメンタリー2作品。

初めにドラマ「アン・リスター 秘密の日記」を見たのですが、なんというか。

そのまんま同性愛者の恋愛として見ても、
アンを男に置き換えた恋愛と視点を変えて見ても、

どうぶっこいても、主役のアン・リスターを好きになれなかった…。


人の事情とかあんまり考えないし、好きな人以外や飽きた人には物凄く冷たいし
気分屋だし、他人の資産ばかり狙ってるしと、

なんか彼女の負の部分ばかりが目に付いて
「この時代に大胆な同性愛者が!」という感じでは見れなかったです。

主なストーリー展開は、相思相愛で一生共にしたいと考えていたマリアナが
資産家の男性と結婚してしまった為、アンは新しい恋を探すことに。
でもマリアナの事が忘れられず、ついつい2人は会ってしまうというもの。

付き合っていた恋人を裏切って、金持ちの娘と結婚したけど
「やっぱり本当に愛しているのは君なんだ」とか言って来る男に騙される女

みたいな展開で現代でもよくあるパターンの不倫劇。
これが男女ではなく、このドラマでは女同士でおこります。


しかし金持ちのアンとは違い、マリアナはただの医者の娘で
自分で生活の糧を勝ち取らないと生きていけない。

でもアンとは表だって結婚できない。要するにマリアナは
「歳とってからアンに捨てられたら無一文で人生終わり」という可能性もある。

そういう事を考えると、いつまでも思わせぶりな態度をとるマリアナには
ムカツクし良くないとは思うけど、簡単に「世間体なんて」などと責めるアンにも
ある程度将来が守られてるお前が言うな、とツッコんだ。


ただこのアンの生きてた時代は、ジェーン・オースティンが小説で描いている
摂政時代と同じらしく、そう考えるとこの大胆な同性愛って凄いなと思った。

しかしジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」の中では
この時代は女子は遺産を相続できないから、
息子がいないと親戚の男子が資産奪っちゃう。とか書いてなかったっけな。

でもこの日記によると、アンは遺産継いでるし
近所のウォーカー嬢も資産を継いでた。どっちなんだ?

結局ドラマみてもドキュメンタリーみても、最後まで私は
アン・リスターの事は好きになれなかったし、ゲイでもないので
アン達の気持ちに共感して見るってことも出来なかったのですが

アンの人物像をまとめで羅列してみると、

  1. 金持ちで知性もあり、独立心も強く、やんちゃな性格
  2. 名家の生まれのため冷酷な部分もあり、好き嫌いがはっきり
  3. 狙った相手を落とすまでの過程が好きで、ロマンチスト

そりゃまぁ恋愛相手としては魅力的な感じで。
これで顔が良かったら、男女問わずめちゃくちゃモテるだろうと思う。

またアンは日記で恋人の事を妻と言っており、自分の事を「男性」として
捉えていたんだろうなとドキュメンタリーでは推測されてたのですが

それが原因か「ヒゲ」が生えてきてたそうな

彼女の自画像も映像でみたけど、口とあご周りが青く描かれてるし
女性的な男性がスカートはいてる風の絵になってて驚いた。

ただ「衝撃の同性愛」的な宣伝をしていたドラマですが
アン・リスターが生きていたこの時代は、ドキュメンタリーによると
同性愛にまだまだ寛容な時代だったそう。

そういやドラマの中でも近所や親せきなどは、アンやウォーカー嬢が
同性愛者だと気付いているけど、気付かないフリで過ごすみたいなのが多かった。

後の時代になるにつれ、ドンドン同性愛に対して厳しくなっていったそうなので
暗号で日記を書く必要はあったけど、ある意味生きた時代がマシだったともいえる。


またアンとウォーカー嬢は、いわゆる特権階級。

時代も良かったけど、名家の生まれってことで
2人は表立って非難もされず、死ぬまで一緒にいられたという。

欧米の階級制度って現代でも威力があるので、
この時代ならそら桁違いに威力があったんだろうなと思った。

だけどドラマで、ウォーカー嬢を「遺産狙いの男」から守らないと
と必死に思っていた親戚の夫人ですが、実は「男」ではなく「遺産狙いの女」から
ウォーカー嬢を守らないといけなかった。と後で気付かされるとは。

私もマリアナの事を忘れる為とはいえ、まさかあんなにあからさまにアンが
「私はあなたの資産狙い」というのを分からせてから、
ウォーカー嬢と恋愛するとは思わなかったもん。


そうそう、ドキュメンタリーを進めていく役目の女の人が出てきたのですが
これが喋り方がうっとおしい感じで、よく喋ること。

上品な物言いの方を茶化したりなんかして、
なんか押しが強いしチョイ下品、など思っていたのですが
その後番組のホームページを見たら「コメディアン」だったと知る。

なんか、ものすごく、納得した(笑)


アン・リスター 秘密の日記 / アン・リスターの真実*データ

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アン・リスター 秘密の日記*出演者

役名俳優吹き替え
アン・リスターマキシン・ピーク--
マリアナアンナ・マデリー--
ティブスーザン・リンチ--
アン・ウォーカークリスティン・ボトムリー--
アン・リスターのおばジェマ・ジョーンズ--
クリストファーディーン・レノックス・ケリー--

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